行事の報告
供養は開運の一歩。
当寺では、恒例の春彼岸供養会をとどこおりなく厳修しましたことをご報告します。
例年ですと春分の日には全国の寺院で法要が営まれます。しかし令和2年は新型コロナウイルスへの感染拡大を危惧し、彼岸会を中止されているお寺も多くありました。
波切不動寺は「こんな時だからこそ」という心構えで、今年も彼岸の中日に、彼岸供養会を修しました。換気と消毒に極力配慮した御堂には、例年より少ないとはいえ、遠方から多くの信者さんがお集まりになりました。
お彼岸とは、彼の岸。我々が今生きている此岸 (此の岸) に対する迷いのない世界を指します。彼岸の中日は、太陽が真西 (阿弥陀さまのいる世界) に沈むため、日願 (日に願う) という云われもあります。
お彼岸に「ご先祖さまや亡き人が、あちらで楽になりますように」と拝むと、祈りが通りやすいのです。