春の彼岸供養 ご報告

波切不動寺の春彼岸では、お護摩と二座式供養を修します。

お塔婆には不動さまの護摩の火で開眼をしました。
この日のために用意した「樒 (しきみ)」にお不動さまの火を移し、次にその樒を浄い水にくぐらせ、それぞれのお塔婆に水をかけていきます。

お塔婆は、ご先祖さまにとっては座布団のようなもの。ご先祖さまの休まる場所を作り、お経をたくさん読んで、おもてなしをします。

お護摩の後には二座式供養を執り行って、ご先祖さまに喜んでいただきます。ご先祖さまの中には餓鬼道におち、お腹を空かせて苦しんでいらっしゃる方もおられます。
そこで波切不動寺にいらしてくださったご先祖さんには、たくさんのごちそうをふるまい、お腹を満たして、心地よく過ごしていただきました。