お知らせ

開運に導く

箱根~富士、龍神詣で

「今年は【龍神さま】が大きく動きます」
令和4年の節分を迎える頃に、波切不動寺の住職が行者にそう説いて以来、実際に住職のまわりではさまざまな霊障があらわれるようになりました。

ある信者さんのご自宅に赴いて、八大龍王を拝んでいたときのことです。頭上に太陽と光の環が出現しました。

水をつかさどる龍神さまは、同じ水の化身である観音さまの眷属です。 そして神道においては、古来より各地で龍神信仰が存在していたことは、農耕に従事してきた日本人にとって、水を得ることがそのまま生活と直結していたことを裏付けています。水は信仰の対象だったのです。

龍神さまはお寺の上空を『グオーン、グオーン』と鳴きながら飛んでいました。節分が過ぎた頃に、 「龍神をお祀りしている神社に行って、龍穴の蓋を開けてくるように」との霊示をいただいたのです。

「コノハナサクヤヒメ」さまをお祀りする神社へ参拝するようにとのお告げです。

コノハナサクヤヒメさまは古事記に登場する木花之佐久夜毘売という女の神さまで、カムアタツヒメとも呼ばれています。

八大龍王

住職はお寺の周辺のコノハナサクヤヒメさまがお祀りされている神社を探してみましたが、それが龍神さまの意図することなのか確信できないままでいました。

龍神さまは、なぜコノハナサクヤヒメを参れと?
思い当たるのは、大久保農園の敷地内にある池です。
大久保農園は、東京ドームのグラウンドを2つ以上収容できるほど広大な土地を有し、そこにはかつて、農神 (氏神) さまを祀っていたお社がありました。さかのぼること4代前の地主はお社を壊し、自分の土地にしてしまったそうです。農神さまは水の神、龍神さまでした。力を削がれた龍神さまは蛇となって池に逃げ込みました。

その後、強欲な地主は身上 (しんしょう) をつぶし、池に身を投げてしまったといいます。次に、その土地を購入した者は、かつてお社のあった場所に家を建てましたが、生活が行き詰まって去ることになりました。その後に入植した者は畜産業をはじめますが、飼育していた動物が衰弱したり、伝染病にかかって死んだりと厄難が続き、ついに土地を手放してしまいました。

大久保農園は波切不動寺に依頼して、荒神供養と二座式供養を何度も修しました。人間の起こした障りなら供養できても、相手は元龍神さまです。お不動さまのお力を借り、もう一度お社を建ててお祀りすることにしました。

八大龍王

その計画を決定した直後のある夜のことです。

風呂から上がった住職は左肩の痛みを不思議に思い、鏡に映してみると5本のひっかき傷がありました。

「コノハナサクヤヒメ」さまをお参りせよと、龍神さまが住職の肩に爪を立てた跡でした。

これは龍神さまがしびれを切らして、お出でになったのだと、あわてて二泊三日で箱根周辺の浅間神社を詣でる日程を立てました。

龍神詣で ご神気にふれる旅

© Namikirifudo Temple All Rights Reserved.