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行事の報告

令和6年 施餓鬼供養、盂蘭盆会のご報告

今年のお盆も、たくさんお塔婆のお申し込みを受け付けました。 

8月13日にお護摩でご先祖さまをお迎えし、8月15日には二座式供養で追善の法を修しました。 霊を供養するということは、忘れないこと、思い出すこと。 目に見えなかから、聞こえないからいない、とは言い切れません。 あなたの記憶の中には、亡くなった大切な人との思い出が生きています。 仏壇に手をあわせるときやお彼岸、お盆のときには、故人を思い出してあげます。故人の好きだった食べ物をお供えして、おもてなしをします。

「死」が身近でない年齢であっても、道半ばにして早逝した人の人生は、幸せと言えるのでしょうか。大変な思いや遺恨を残して死んでいった人たち対し、生きている我々ができることは供養しかありません。

ご先祖さんは六道輪廻のどこを歩いていらっしゃるのか。お釈迦さまの弟子の目蓮尊者が餓鬼道で苦しんでいた自分の母親だけでなく、すべての苦しむ人に百味の飲食 (おんじき) で施しをしたことが、盂蘭盆会の由来となっています。

【二座式供養とは】 御嶽山で普寛行者さんが一生懸命拝んで修行しているときに、あちらの世界から授かった秘法です。 ご先祖さまの中には、この世に恨みを残して浮かばれない不成仏霊や、自分が死んだことに気付いていない浮遊霊がいることでしょう。あるいはご先祖さまを恨んでいる、憎しみを抱く先祖以外の霊も、二座式供養では一緒にお祈ります。あの世に行けるよう、浮かばれるように冥福を願いします。 
▶二座式供養について

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