二座式供養のご案内
秘法 二座式供養法
波切不動寺では、一番の開運法として「二座式供養法」を行っています。
二座式供養法は、施主 (拝んでもらう人) に関わるすべての霊を、約2時間かけて供養する真言密教の秘法です。
二座式供養法では【前の座】と【後の座】の2回に分けて拝みます。
【前の座】では、自分の先祖だけでなく、縁のある霊、縁のない霊すべてを呼び出し、供養します。
次に【後の座】で、施主の先祖のために、拝みます。
先祖が静かに治まっていない理由は、先祖が犯した罪、または受けた罪によって苦しんでいる状態にあるからです。先祖は自分が苦しいから、それを理解してほしくて、子孫に訴えているのです。
先祖の分
先祖の犯した罪によって被害を受けた人が、その先祖を恨んでいたとします。その罪を「忘れること」「ゆるすこと」ができない霊は、楽になることができません。【ゆるせない】という怨恨が、さらに苦しみを生むのです。「やった人」も「やられた人」も、成仏できず、出口の見えない悲惨な状態です。
先祖供養のことを「滅罪」と言いますが、15分や20分のお葬式や法事で、果たしてどれだけの罪が滅せられるでしょうか。
人の罪は借金のようなものです。どこかで子孫が返さなければ、その次の代に引き継がれるのです。昔の人は、それをよく知っていたので、滅罪供養のために、塔婆を立てたり、お寺に物を寄進したのです。
自分の分
「罪」を作った覚えはない、という人でも、生まれてこのかた「虫を一匹も殺さなかった」という人はいないでしょう。
先日、ある女性が「10代の若い頃に、何度も自転車を盗んだ」ことを告白しました。
「30歳を過ぎて大切なバイクを盗まれてわかりました。10年前に作った業は、こうして還ってくるものなんですね」と聞かせてくれました。
胸に手を当てて考えてみると、罪滅ぼしが必要なことは、誰にでもあるはずです。
人として生まれたら、輪廻の輪から出られません。生まれたこと自体が、前世でつくった業の結果です。
二座式供養のお申し込み
滅罪二座式精霊供養法
廻向料: 10万円以上
施主1人に対し、祈祷を行った場合
施主は申し込み用紙に拝む方の芳名を記載
申し込み用紙はこちらからダウンロード可能です。
※供養に必要なお支度がございます。事前にご予約をお願いします。
合同二座式供養
廻向料: 1霊1万円
廻向料: 1家3万円
第2日曜は、日曜護摩の後、14時~
17日、28日は護摩の前、15時~
※申込者が参座できない場合も、供養いたします。
※廻向料にお供物代が含まれていますが、亡くなった人の好物など、特別に供えたいものがあれば、当日持参してください。
二座式供養を2度、3度と行うことで、不思議に病気が治ったり、運が開けたりします。
先祖供養を繰り返すと先祖が力をつけ、子孫にいつも付き添って、危険を回避してくれたり、良き人とのご縁を結んでくれたり、病気やケガをしないように守護してくれます。